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アルミ加工/表面処理加工

一般的にアルミニウムは腐蝕しにくい材料として、様々な用途に使用されています。
またアルミニウムは、表面処理をしないと表面の色が悪くなるため、家具・照明・輸送機器・装飾品など人の目につく商品には表面処理が多く施されています。

写真:営業担当の曽輪です
営業担当の曽輪です

主にアルミの表面処理には、下記の方法があります。

  • 1.アルマイト処理
  • 2. 焼付塗装
  • 3. 粉体塗装
  • 4.その他

1.アルマイト処理

シルバー・ブロンズ・ステンカラー・ブラック・ホワイト・マット・ショット化学研磨

2.焼付塗装

塗装といえば、焼付塗装が主流です。
参考ページ:http://www.kankinss.co.jp/question.htm

3.粉体塗装

環境への配慮から使用量が増加しています。工業製品だけではなく、私たちの身の回りの装飾品にも使用されています。

粉体塗装とは、有機溶剤や水などの溶媒を用いない100%固形分の粉末状(固体)の粉体塗料を使用して、主に静電粉体塗装法(吹き付け塗装)もしくは流動浸漬法(浸漬塗装)の2方法にて行われる工業塗装法を言います。
被塗装物の素材は金属類が主体で、工業塗装方法として多用途に利用されています。

現在主流の溶剤型の塗装方法より粉体塗装は地球環境や人体に優しいと欧米では年々増加し続けています。しかし日本での使用量は、まだまだ数%です。

● 静電塗装法

図:静電塗装法

● 流電浸漬法

図:流電浸漬法

粉体塗装の長所・短所

【長所】

高品質
被覆性に富み優れた塗膜性能を有す(強度,耐薬品性,耐食性,耐候性)
環境に優しい
有機溶剤を全く使用しない
火災の危険が少ない
臭気がない
中毒の危険性が少ない
省資源
有機溶剤が不要
塗装コストの削減
回収塗料の再利用が可能
省力化、合理化が容易
塗装の熟練工が不要
自動化が容易ラインの小型化

【短所】

焼き付け温度が高い
色替えに時間必要
現場施工に不向き

その他の表面加工処理/メッキ処理・熱転写・ラッピング

環境にやさしい「熱転写システム」

素材(アルミ部材・丸パイプ・手摺)等に粉体塗装を施し、その塗膜内に木目の模様
を熱転写加工する、素材の意匠性・付加価値を高める今までにない新しい技術です。

<システムフロー>

①前処理→②粉体塗装→③焼付→④模様シート圧着→⑤熱養生→ ⑥模様シート剥離

<特性>

● 従来の転写方法(ラミネート式・水転写式)とは異なり、粉体塗膜内に特殊シー
    ト上の木目の模様を浸透させる為、模様のハガレ落ち・フィルムの剥離等が
    ありません。
● 木目調の多種類の模様がございます。
● アルミサッシ部材等の複雑形状(凸凹部)にも転写が可能です。
● 粉体塗装(無溶剤)+熱転写(無接着剤)の為、接着剤等の揮発成分を含まず、
    大変環境に優しいシステムです。

写真:丸パイプ

丸パイプ

写真:アルミ型材

アルミ型材

写真:平板

平板

<最大転写可能寸法>

平板
W1200 × H4000
型材
L=4000

カットサンプル等ご用意させて頂きます。ご遠慮なくお問合せくださいませ。

下記までお気軽にお問い合わせ下さい
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電話:06-6752-0471/FAX:06-6758-4013
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